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キャリアアップのためには英語習得を後回しにするメリットはない

キャリアアップのためには英語習得を後回しにするメリットはない

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「英語は所詮ツールだから」と、 英語習得を後回しにする人がいます。しかし、グローバル化が急速に進む時代において、会社でキャリアアップしていくためには英語を使えることは必要な条件になりつつあります。

実際、私はグローバル企業に勤めていたことがあります。こういった企業では、経営層ともなると全員が英語を話していました。また、若くして出世していく人は英語を武器に海外派遣のチャンスを掴んでいました。

このように、英語を話せることは武器であり、英語を使えるだけで重要な仕事を担当できることも少なくないのです。もちろん現状維持で、今の仕事を続けていくのなら話は別です。しかし、キャリアアップを目指していくなら、英語習得を後回しにするメリットはありません。

Contents

  • 1 なぜ分かっていても、英語習得を後回しにするのか?
  • 2 仕事で評価をもらうには英語ができるようになるのが手っとり早い
    • 2.1 英語を習得すれば、仕事のチャンスが増える
    • 2.2 英語ほど評価を得やすいものはない
  • 3 希少価値を生み出せるかどうかがカギ
    • 3.1 専門分野×英語で希少価値は高まる
    • 3.2 英語を話せることでチャンスをもらった事例
    • 3.3 専門性×英語力があれば選択肢が広がる
  • 4 正しく学べば確実に英語力を伸ばせる
      • 4.0.1 More from my site

なぜ分かっていても、英語習得を後回しにするのか?

英語の重要性を理解し、「英語を学んだ方がいいだろう」と考える人は少なくありません。しかし、実際に英語を学ぼうとすると、「でもなあ」と足踏みしてしまうのが多いのも現実です。

その理由は簡単で、英語学習をするのが大変だからです。たとえば、私の同僚も一念発起して英語学習を始めたのですが、3ヶ月で挫折してしまいました。

実際、英語を学習したいけれどなかなか行動できない人は「英語学習は時間がかかる」、「英語ができなくても何とかなる」、「普段の仕事が忙しいから」と途中で学習を止めてしまいます。

このように、英語学習を後回しにしたくなる理由はたくさんあります。しかし、だからこそ、英語を習得したときの効果が大きくなるのです。実際、仕事で評価を上げ、キャリアアップしていくには英語習得ほど手っとり早いものはありません。

仕事で評価をもらうには英語ができるようになるのが手っとり早い

私はグローバルに事業展開する企業(従業員は世界で20000人超、売上5000億超)で働いていました。

入社前はグローバル企業なので、英語を使える人はたくさんいるだろうと思っていました。しかし、実際に勤務してみると、英語をを使える人はさほど多くはなかったのです。

とくに英語の場合、外資系で英語しか使われない企業や海外事業のような部署でない限り、英語を話せるだけで一目置かれることは少なくありません。

例えば、あなたの職場にも、英語を使える人が何人かいるかもしれません。そのような人達は、英語を使えるだけで重要な仕事を担当したり、上司からの信頼を得ていたりするはずです。

実際、私の勤務していた部署では50人いて、英語を使える人は3名でした。そして、その3人全員が上司だけでなくチーム全体から高い評価を得ていたのです。

私はこのような現状を目の当たりにし、英語を学ぶ重要性を再認識した経験があります。しかし、なぜ「英語を使える」だけで高い評価をもらえるのでしょうか。

英語を習得すれば、仕事のチャンスが増える

英語を習得すれば、仕事の評価をもらいやすくなります。その理由はシンプルで、仕事のチャンスが増えるからです。

実は、英語を使えるようになると、それだけで英語の仕事が舞い込んでくることがあります。このとき、経験の乏しい新入社員であっても仕事を任せられることもあるのです。

それは、優秀な社員でも英語を使えない人がいるからです。彼らは優秀なだけに自分が英語を使うことで、仕事の品質が悪くなったり遅れてしまったりするのを知っています。だから、英訳したり翻訳したりする部分は、英語のできる誰かに任せたいと考えているのです。

実際、私は優秀な先輩社員に英語力を評価された結果、取引先との会議に参加したり重要書類の英語チェックを担当しました。

次第にその先輩社員と仲良くなり、重要な仕事に参加するようになっていったのです。そして、社内の上層部と顔を合わせる機会が増えていきました。

その結果、さらに重要な仕事を担当するようになっていったのです。

このように、英語を習得したことがきっかけで、次から次へと仕事のチャンスをもらえるようになりました。

英語ほど評価を得やすいものはない

このとき、英語という武器ほど他人に評価されやすいものはありません。なぜなら、「英語を使える」というのはスキルとして判別がしやすいからです。

例えば、「日本の家電製品は品質が高い」といったイメージをもっている人は少なくありません。しかし、これは単なるイメージであり、実際は使ってみないと分かりません。ただ、消費者が家電を選ぶときには、こういったイメージで選ばれるのは現実にあるのです。

そして、これは英語の仕事も同じです。実際に、ある人が、TOEIC800点、英検1級、海外留学といった資格や経験を持っていたら、それだけで英語を使える人だと思われます。

しかし、考えてみてほしいのですが、TOEIC800点や英検1級といった資格があるからといって、その人が本当に英語を使えるかどうかは分かりません。

英語も家電と同じで使ってみたら、イマイチだったということはあります。実際、こちらでも紹介している通り、英語の資格試験のスコアが高くても英語を話せない人もいます。

つまり、ハリボテの英語力ではなく、仕事で使えるレベルの英語力を習得しておく必要があります。

ただ英語ほどスキルを判別しやすい能力はないといえます。そのため、仕事で評価をもらうには英語を習得するのがてっとり早い方法なのです。

しかし、部署内に英語を使える人がたくさんいる場合、英語を習得するだけでは足りないように感じてしまいます。本当に、英語だけを学ぶことで仕事のチャンスをつかめるのでしょうか。

希少価値を生み出せるかどうかがカギ

グローバル化が進む中、自分のキャリアを構築していくときのキーワードは希少性です。なぜなら、「誰にでも出来ることをしているか」と「他の人に出来ないことをしているか」で価値が大きく変わるからです。

事実、高い給料をもらう仕事をしている人と、そうでない人がいます。例えば、誰にでも出来る仕事として、ファストフードの店員があります。時給は高くて1000円程度で、代わりを見つけるのはそこまで難しくありません。

一方、一流の経営コンサルタントはどうでしょうか。時給10万円以上稼ぐ人もいます。その違いは明確で希少性です。その人にしかできない仕事をやっているかどうかなのです。

百万人に一人にしかできないような希少性があれば、待っていても周囲から仕事の話がやってきます。それでは、その希少性を高めるにはどうすればいいのでしょうか。

専門分野×英語で希少価値は高まる

他の人にはない専門力を身につけ、その道のプロフェショナルになることです。

もちろん、イチロー選手のような才能がある人は、一つの専門性で勝負できます。しかし、普通の人はなかなかそうはいきません。ではどうすれば良いのでしょうか。

私のお勧めは、専門性を2つ以上に増やすことです。なぜなら、2つ以上の専門性があれば、希少性が増すからです。

仮にある専門性を持つ人が、100人に1人とすると1/100です。専門性が2つになれば、1/100x1/100で1/10000です。ちなみに、もう1つ増えて3つになると、1/100x1/100x1/100で、1/1000000になります。

このとき、英語を身につけることで、希少価値を増やすことができます。たとえば、私の専門は医薬品の開発技術の業務でした。開発技術の業務だけで見れば、私より出来る人はたくさんいました。

しかし、私の所属していたチームに英語を使える人はほとんどいなかったのです。そのため、英語を習得するだけで大きなチャンスをつかむことができました。

英語を話せることでチャンスをもらった事例

以前、私は海外拠点の部門長だけが集まる会議に出席したことがありました。私が所属していた拠点は800人を越える社員がいたのですが、私は専門性と英語力を評価されて代表で呼ばれたのです。

当時の私はTOEIC700台だったのですが、英会話スクールで英語で話すトレーニングをしていたため、英語を話すことができました。

ただ、このとき私より専門性が高い人は数えるほどいました。また、私より英語を使える人も数えるほどいました。しかし、私が選ばれたのです。それは、専門性を2つ以上あり1/10000の希少価値があったからです。

しかも、この会議でファシリテーションを務めたことが評価され、部門長に名前を覚えてもらうことができました。その結果、部署内最年少で昇給・昇格することができたのです。

このように、専門を2つ以上に増やすことで、チャンスが巡ってくるようになります。

専門性×英語力があれば選択肢が広がる

2つ以上の専門性を習得し、希少価値を高めることは、Employability(エロプロイアビリティー)を身につけるということです。

エンプロイアビリティーとは、「雇用される能力」と訳され、能力評価、能力開発目標の基準となる実践的な就業能力のことです。

言い換えると、社内で通用するだけでなく、他の会社からも「欲しい」と言われる人材の指標です。

実際、私は副社長から直々に「海外事業部に来ないか?」と誘われたり、ヘッドハンティングを受けたこともありました。

今あなたがやっている仕事は、世の中でどのように評価されるのでしょうか。今後、どういう能力を身につければ会社の外からも必要とされるのでしょうか。

そこを考えれば、専門性だけでなく英語習得の重要性にも気付くはずです。

正しく学べば確実に英語力を伸ばせる

ただ、英語を使えるようになるには1万時間かかると言われています。以下、「天才! 成功する人々の法則」では、以下のような内容が記載されています。

どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる

毎日8時間実践し、週5日として約5年で達成できる量です。つまり、本物の英語を習得しようとすれば5年は必要といえます。

しかし研究によると、英語を使えるようになるには2000~4000時間とも言われています。そのため、5年より短い時間で仕事で英語を使えるレベルには到達可能と言えます。

ただし、これは「英語を正しく学べば」の話です。実際、私は英語学習の正しいやり方を知らなかったため、仕事の現場で使うようになるまで3年近くかかりました。

英語を集中して正しく学べば、1年で仕事で使うレベルになることも可能です。これで、1つの専門を獲得できるのですから、むしろ楽なほうと言えるかもしれません。

こうして2つ以上の専門性を習得すれば、勝手に仕事で評価されるようになります。

そして、評価が評価を呼び、知らぬ内に仕事ができる人という評価をもらうようになるのです。

社外だけでなく社内といえども、ビジネスで大きな人脈を作るためには相手に対して誇れるスキルが役立ちます。

ただ、スキルは日本一のような卓越したものである必要はありません。所属しているチームの規模の中で卓越していれば十分に通用します。

このとき、自らの専門性を2つ以上もつことで希少価値を一気に高めることができます。とくに英語は価値を高めるのにてっとり早い方法です。

このように考えて、まずは自分が勝負する分野に英語を掛け合わせることを考えてみることをお勧めします。

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